わがままブランちゃん


大勢のネコたちがやって来ますから、段々と人間関係と同様に、ネコたちの関係性が見えてきます。ここでの話は野良子のことですから、飼い猫での性格とかとは随分と違っているかもしれません。
ブランちゃんと出会ったのは2020年11月でした。キジトラの2匹と行動をともにしている時です。親がいなく仔猫だけで行動をしていたようです。このようなことはまた再び僕は遭遇してしまうのですが。

シャムネコのミックスのようで、とても目立ちます。目も少し寄り目で神秘的な感じもしていて、このネコは誰かに捕まえられてしまうかもと見ておりました。
そんなことがあって、2年ほどたった今年の22年の3月ごろ突然に現れたのです。
しかし、この時すでに去勢をされていました。



雄猫はテリトリーの争いやら、喧嘩やら、それに行動範囲も広いのでいなくなったりするのですが、雌猫は一旦その場所が気にいると、長くいて、頻繁に通ってくるようになります。ブランちゃんもその一人。
ただ性格的にとても独り占めしたいらしく、他ネコを寄せ付けないのです。
うちに来るネコは割と、争わずすっと引き下がる子が多いのですが、このブランはそうはいかず、必ず追っ払ってからご飯を食べています。元メスねこですが、メスネコ同士で大げんかをすることもあり、困ったものなのです。

それに寄り目で視野が狭いと思われるしで、危ないなといつも気にしています。
シャムネコは人懐っこいと言いますが、確かにこのブランちゃんも、声をかけると立ち止まり、時にはその場で寝てしまうこともありました。声を出して寄ってくることもあります。

どうしてこんなブランちゃんを手放すようなことをしたのか、それとも自分で逃げ出したのかわかりません。今後もできる限りのことはしてあげたいなと考えています。


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