アップルストアのユーザーエクスペリエンス

 


アップルストアを使い続けて10年以上経ちます。最初はMacpro2009を購入した時でした。当初はAmazonの方が購入のフローも簡単、そしてスピーディーに配送されます。やはりユーザーとしては、欲しいと思った時に、買って手元に来るというのが、購入体験だと思ってました。リアル店に行く事と同レベルの事を求めてしまうのです。

徐々にアップルストアも配送が早くなってきます。翌日配送も問題無くされるようになり、先日のApple Watchの新色バンド購入に至っては、アップルストアの店頭在庫もあるので、当日の店頭引き取りも可能ということでした。

当日配送は結構タイトなことになるので、配送業務が厳しくなります。店頭の在庫をEC在庫に流用するなんてうまいなと思います。他でもあるかもしれませんね。さらに僕はiPhoneユーザーですので、受け取りのバーコードは、アップルウォレットに転送されます。いやぁ完璧だなと。アップルのシナジーをしっかり使えてるし、囲い込みがうまくいってる。

エアタグなんかもその囲い込みの一つなんですが、自社製品によるメッシュネットワークが使えるなんて、ネットワークエフェクトの賜物だなと思うのです。メッシュネットワークはテロリストとかが使うものと思ってたんですけどね。いやぁ良いですね。

世の中が追いつく前に、自社がマジョリティをとる間に、ユーザーエクスペリエンスを満足させ、盤石にすると。この当たり前なこと、なかなか出来ないです。

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