星野リゾート 界 川治


 急に決めた休日で星野の界に空きがあるとのことで、川治へ行って来ました。実は私はこの日、誕生日で行き先を知らされず、Spaciaに乗り北へと向かったのです。

星野リゾートのホテルにはどこも行ったことがありませんし、旅館を殆ど利用したことがありませんので、今回が初めてと言っても問題はありません。 出雲の界に行きたいなぁとは思っていたのですが、鬼怒川に到着した時、星野のロゴが見えてそこに行くのかと気がついたのです。
1月に芝公園のうかいに行きましたので、そのようなイメージでおりました。到着しますと外観は少しやれた感じの、安く買ってリノベーションしてという星野流の経営が見えるようです。

ところがこの考えを裏切ってくれるのは、ここの若いスタッフの人達。このブログを川治の人が見つけて読んでくれると嬉しいな。僕はこういったホテルで初めて感動しました。今までおもてなしで感動したことが無いと言えば寂しい話なのかもしれませんが。

到着後、しばらくしてディナーなのです。夜はかまくらイベントに行くので、実に時間が無い。17時から食事とのことで、すぐに食堂へ向かいますと、お客様はイベントの予約がありますので、少し急ぎ目でお出ししますと断りがありました。2時間あるのに、なぜ断るのか、、、これがすぐにわかります。

メニューの多さ、濃密さは値段以上です。料理の方は満足しました。その料理を上回るのが、僕達にサービスをしてくれた人、必死に料理を説明してくれます。時間が無いので、やや畳み掛けるようにです。僕はこの時、ちょっと嫌だなぁと思ったのです。でも本当に時間が無かった。だから一生懸命。それが徐々に伝わってくるのですよ。宿の僕たちは必死に考えてます。ここでしか食べれないものを工夫して、一生懸命やってますと教えてくれます。その熱意も伝わります。

僕はつい、ここは以前は違う旅館でしたよね?と聞くと、伝七という旅館でした、伝七のお客様もいらっしゃいます。と十分に以前の客も大事にしていると。スタッフ全員では無くても、最低限、目の前の彼はそうしているだろうと思いました。
伝七時代のブログを見つけました。やはり微笑ましいです。
>>> マママーケットのブログ 宿屋伝七

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その後、かまくらイベントで40分くらい山道を走り、平家の里へ。ちょうど突然の暖かさで、雪が溶けないかと心配はしたものの、過ごしやすく僕には良かったです。そして9:30までに旅館に帰るので、なかなかの詰まったスケジュールなので忙しい。

旅館に戻り、10:00に水車小屋のバーが予約してあるので、ちょっとだけ休めるなぁとゆっくりしようとすると、部屋に呼び鈴が鳴ります。なんだよなぁと思うと、僕の誕生日のため、ケーキが来たのでした。旅館からのプレゼントもあり、ちょっと何かこの手作りな感じに心を打たれまして、話を聞くと、ディナーの終わりに出したいけど、時間が無くて、部屋に持ってきてくれたそうで、どうやら食堂のスタッフも僕の誕生日を知っていたらしく、なんだか恥ずかしいやらで、こういうのは初めてなので、僕もどうしたらいいのかわからず、ありがとうしか言えませんでした。

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そして、水車小屋へ向かうと、お待ちしておりました。と、ここでも若いバーテンダーに迎えられます。すると、僕にいつケーキを持っていくのかと従業員がそわそわしていたのです。と教えてくれます。みんな知ってたんだなぁとわかります。ここの水車小屋で出してもいいかと話をしてたようです。竹燗した地元の日本酒を頂きます。ワインのように飲みやすく、甘く美味しいです。1時間ほど楽しく会話し、満足してバーを出て、夜、一人で露天風呂に入り、ここに来て良かったと何度も感じました。

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高い値段の星野リゾートのイメージがありますが、僕はいい意味で裏切られて、手作りと人の温かみを精一杯感じました。とても良かったのです。こういうパターンの旅館はそうは無いでしょうし、たまたま僕の会ったスタッフたちがそういう人達だったのかもしれません。去年の11月に泊まったワイキキのサーフライダーよりも数段良さを感じました。ブランドに浸らない人の良さかな。ミラノもこういうホテルだったなと思い出したのです。
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